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お盆や夏休みの旅行で家を空けると、「ペットはいつも通り過ごしているか」「家の中に異変はないか」と気になることがあります。
SwitchBotの見守りカメラは、外出先から室内の様子を映像で確認したいときに使える選択肢です。現行の「SwitchBot 見守りカメラPlus 3MP」には、パン・チルト、動体検出、自動追跡、双方向通話など、留守中の確認に役立つ機能があります。
ただし、カメラで様子を「見る」ことと、空き巣を防いだり、ペットの室温を安全に保ったりすることは別です。旅行中に頼るなら、カメラだけで完結させず、戸締まり、室温管理、通信障害への備えまでセットで考える必要があります。
ここでは、2026年8月9日時点で公式販売ページを確認できる「SwitchBot 見守りカメラPlus 3MP」を中心に、旅行前の設置方法と確認ポイントを整理します。旧モデルの「見守りカメラ」「見守りカメラ3MP」などは、電源端子やストレージサービスなど一部条件が異なるため、手元の製品名も確認してください。
結論:旅行中の「確認」には便利。ただしカメラだけに任せない
SwitchBot見守りカメラが特に役立つのは、「いつもの場所でペットが休んでいるか」「室内に人の動きがないか」など、離れた場所から目で確認したい場面です。
一方、カメラには室温を直接管理する機能はありません。また、SwitchBotの取扱説明書にも、カメラ単独で犯罪を防止する製品ではない旨が記載されています。
| 旅行中に気になること | 見守りカメラでできること | 別に用意したい対策 |
|---|---|---|
| ペットが普段どおり過ごしているか | 映像で様子を確認する | 食事、水、トイレ、必要に応じた世話の手配 |
| 室内が暑くなっていないか | 映像から室内の様子を確認する | 適切な空調と温湿度の確認手段 |
| 留守宅への侵入が心配 | 動体検出や映像確認を補助に使う | 戸締まり、補助錠、郵便物対策など |
| 何か異常が起きた | 状況確認の手掛かりにする | 現地へ対応できる家族・知人・サービスなど |
「映像で確認できれば全部安心」ではなく、「異変に気づいたあと、どう対応するか」まで決めておくことが大切です。
今回確認したSwitchBot 見守りカメラPlus 3MPの主な仕様
旅行時の留守番確認という用途で特に関係する仕様をまとめると、次のとおりです。
| 項目 | 見守りカメラPlus 3MP | 旅行時に見るポイント |
|---|---|---|
| 画素数 | 300万画素 | ペットや室内の様子を確認する |
| パン・チルト | 水平方向360°、垂直方向115° | スマホからカメラの向きを変えられる |
| Wi-Fi | 2.4GHz | 設置場所で安定して接続できるか確認する |
| 電源 | 5V/2A、Type-C | 旅行中も継続して給電できる場所へ置く |
| 音声 | マイク・スピーカー内蔵 | 双方向通話を利用できる |
| 動体検出 | 対応 | 必要に応じてスマホ通知を設定する |
| プライバシーモード | 対応 | 使用しないときはレンズを物理的に隠せる |
| 録画保存 | microSDカードまたはクラウド | 旅行前に再生まで試しておく |
microSDカードについて、SwitchBotサポートでは見守りカメラPlus 3MPを8GB~256GB対応と案内しています。対応フォーマットにはファームウェア条件もあるため、購入するカードの仕様は最新サポート情報と合わせて確認してください。
クラウド保存は別途サービスとなります。長時間の留守番で「リアルタイム映像を見るだけでよいのか」「あとから録画を確認したいのか」を先に決めると、必要な保存方法を選びやすくなります。
旅行前の設置は5段階で進める
1.旅行当日ではなく、数日前に設置する
旅行当日に初期設定を始めると、Wi-Fiにつながらない、撮りたい場所が映らないといった問題が見つかっても直す時間がありません。
旅行に持ち出すスマホから、実際に外出先と同じ条件で映像を確認できるところまで事前に試しておきましょう。
2.SwitchBotアプリを準備してカメラへ給電する
公式取扱説明書では、SwitchBotアプリを用意し、カメラへType-Cケーブルで給電したうえでデバイスを追加する流れになっています。
アプリへログイン後、ホーム画面右上の「+」から見守りカメラを追加し、画面の案内に沿って設定します。
3.2.4GHzのWi-Fiへ接続する
見守りカメラPlus 3MPは2.4GHz Wi-Fi対応です。自宅のWi-Fiを5GHzだけで運用している場合は、そのままでは条件が合いません。
カメラを置く場所までWi-Fiが安定して届くことも重要です。リビングではつながっても、廊下や玄関付近では通信が弱くなる場合があります。
4.ペットと電源コードの位置を考えて設置する
カメラは、ペットがよく過ごす場所、水飲み場、出入口など、旅行中に確認したい場所を基準に設置します。
取扱説明書では、本製品は屋内専用とされ、直射日光や湿度の高い場所を避けること、ケーブルを乳幼児の手が届かない場所に置くことなどが案内されています。ペットがコードを引っ張ったり、本体を倒したりしにくい位置も選びましょう。
高い場所へ固定する場合は、落下しないよう確実に取り付けます。
5.アプリから上下左右に動かして死角を確認する
見守りカメラPlus 3MPは水平方向360°、垂直方向115°のパン・チルトに対応しています。
ただし、カメラ自体を動かせても、家具の裏側や別室まで見えるわけではありません。「ペットがよく隠れる場所が映らない」と旅行先で気づかないよう、普段の行動範囲を実際に確認しておくと安心です。
【旅行前に試す6つの確認】

旅行へ出る前に必ず「自宅Wi-Fiを切ったスマホ」で確認する
初期設定が終わっても、自宅のWi-Fiにつないだスマホで映像を見るだけでは、旅行中と同じ条件を確認したことにはなりません。
スマホのWi-Fiを一度切り、モバイル通信へ切り替えてから確認しておくと、外部ネットワークから映像を開けるかを試せます。
- スマホをモバイル通信へ切り替えて映像を開く
- パン・チルトを操作して目的の場所が見えるか確認する
- 部屋を暗くして夜間映像も確認する
- 動体検出を使う場合は通知がスマホへ届くか試す
- 録画する場合は、保存だけでなく再生できるところまで確認する
- ルーターやカメラを再起動したあと、正常に復帰するか試す
SwitchBotサポートによると、見守りカメラPlus 3MPのリアルタイム映像視聴時のデータ通信量は、目安として1分あたり約7MBとされています。
旅行中にモバイル通信を使う場合、長時間映像をつけたままにすると通信量が増えます。必要なタイミングで確認する使い方が向いています。
二段階認証も旅行前に設定しておく
室内カメラは生活空間の映像を扱うため、アカウントの管理も重要です。
SwitchBotアプリは二段階認証に対応しています。公式サポートでは、アプリの「プロフィール」→「アカウントを管理」→「二段階認証」から有効化できると案内されています。
普段使っているパスワードだけに頼らず、旅行前にアカウント設定まで確認しておくとよいでしょう。
防犯では「確認手段のひとつ」と考える
旅行中の防犯目的で見守りカメラを使うなら、ここは誤解しないようにしておきたいところです。
SwitchBotの取扱説明書には、見守りカメラは単独で犯罪などを防止するものではないと明記されています。
カメラがあるから戸締まりが不要になるわけではありません。警察庁も住宅の防犯について、戸締まり、防犯性能の高い建物部品、防犯カメラなどを組み合わせるよう案内しています。
さらに、旅行などで長期間不在になる場合は、郵便物や新聞の配達を止めることなども注意点として挙げています。
出発前は少なくとも次を確認しておきましょう。
- 玄関、勝手口、窓の施錠
- 補助錠など自宅に合った侵入対策
- 郵便物や新聞がたまらないための手続き
- カメラの電源とWi-Fi接続
- 動体検出通知を使う場合は通知設定
- 異常を確認した場合に誰へ連絡するか
カメラは「留守宅を見る目」として便利ですが、物理的な防犯対策と組み合わせて使う方が現実的です。
ペットの熱中症対策は、カメラとは別に準備する
夏の旅行で特に注意したいのが、室内の温度と湿度です。
環境省は、犬や猫などのペットも熱中症になるとして、室内でも適切な温度・湿度管理を行い、ペット自身が快適な場所へ移動できる環境を整える必要があると案内しています。
そのため、映像で元気そうに見えることだけを根拠に室内環境が問題ないと判断するのは避けた方がよいでしょう。
見守りカメラは「ペットを見る機器」であり、室温そのものを測定・管理する機器ではありません。
【カメラで「見る」ことと暑さ対策の役割分担】

旅行中は「映像+温湿度+対応手段」で考える
夏場に家を空ける場合は、普段利用している空調を適切に管理したうえで、必要に応じて温湿度計などを併用すると、映像だけより判断材料を増やせます。
SwitchBotの温湿度計シリーズは、対応するハブ製品と組み合わせることで外出先から温湿度を確認できる製品があります。対応するハブやエアコンとの組み合わせによっては、温湿度を条件にしたオートメーションも設定できます。
ただし、ペットに適した室温は動物種、品種、年齢、体調などによって変わります。機器側の一律の数字だけで判断せず、普段の飼育環境や必要に応じて獣医師から受けている指示を優先してください。
カメラ、温湿度計、ハブなど、SwitchBot製品をどの目的からそろえるか迷っている場合は、次の記事で用途別に整理しています。

留守番中に便利な機能と、旅行前に試しておきたいこと
パン・チルトでペットの居場所を探しやすい
固定された1方向だけを見るカメラと違い、スマホからカメラの向きを変えられます。
ただし、ペットが家具の裏や別室へ移動した場合は確認できません。「カメラ1台ですべて見える」と考えず、実際の行動範囲に合わせて設置場所を決めましょう。
動体検出通知は「ずっと画面を見る」手間を減らせる
SwitchBotサポートでは、見守りカメラPlus 3MPを含む対象モデルで、動体検出とスマートフォンへの通知を設定できると案内しています。
旅行中ずっとライブ映像を見続けるのではなく、必要な通知と定期的な確認を組み合わせる使い方ができます。
一方、動体検出はあくまで補助機能です。通知だけを唯一の異常確認手段にせず、旅行前に自宅環境で反応を試しておくとよいでしょう。
双方向通話は旅行前にペットの反応を見る
見守りカメラPlus 3MPはマイクとスピーカーを内蔵し、遠隔地から双方向通話を利用できます。
声が聞こえることで落ち着くペットもいれば、姿が見えないのに声だけが聞こえて戸惑う場合も考えられます。初めて旅行先から使うのではなく、在宅中に一度試し、ペットの反応を見ておく方が無難です。
プライバシーモードは帰宅後にも便利
見守りカメラPlus 3MPでは、プライバシーモードを有効にすると、レンズが本体内部へ向き、物理的に隠れる仕組みになっています。
在宅時に撮影したくない場合には分かりやすい機能ですが、旅行出発前にプライバシーモードのままになっていると留守宅を確認できません。出発直前のチェック項目に入れておきましょう。
旅行中に困りやすい4つの条件
1.停電やWi-Fi障害が起きる
見守りカメラPlus 3MPは電源とWi-Fiを利用する機器です。
電源や自宅のインターネット接続に問題が起きれば、旅行先から映像を確認できなくなる可能性があります。長期不在の場合は、カメラへ接続できなくなったときに現地を確認できる人がいるかも考えておきましょう。
2.旅行当日に初めて設定する
接続できても、通知が届かない、夜間に目的の場所が見えない、録画が再生できないといった問題は実際に試さないと分かりません。
旅行前に少なくとも一度、外出した状態を再現して確認する方が失敗を減らせます。
3.ペットの暑さ対策までカメラに任せる
カメラで確認できるのは主に映像と音声です。室温や湿度の管理そのものを代行する製品ではありません。
夏は、空調、水、快適な居場所、必要な世話や緊急時の対応手段を先に用意し、そのうえで見守りカメラを確認手段として追加する順序が適しています。
4.カメラがあるから防犯対策は十分と考える
カメラは防犯設備のひとつですが、施錠や補助錠などを置き換えるものではありません。
長期不在を外から分かりにくくすることも含め、家全体の対策を組み合わせましょう。
SwitchBot見守りカメラが向いている人・見送ってもよい人
| 向いている人 | 別の方法も検討したい人 |
|---|---|
| 旅行中にスマホからペットや室内を確認したい | カメラだけで室温管理まで完結させたい |
| パン・チルトで広い範囲を確認したい | 安定した2.4GHz Wi-Fiを用意できない |
| 動体検出通知も利用したい | 停電や通信障害時にも必ず監視を続けたい |
| microSDやクラウドで録画も検討している | 屋外へ直接設置したい |
| 旅行前に設定と遠隔確認を試せる | カメラが防犯やペットの世話を代行すると考えている |
条件に合う場合でも、購入して旅行当日に置くだけでは十分とはいえません。まず、自宅のWi-Fi環境、撮影したい範囲、録画の必要性、旅行中のペットケアまで整理してから選ぶと失敗しにくくなります。
SwitchBotの見守りカメラを候補に残す場合は、販売時点のラインアップや利用条件も確認してから選びましょう。
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出発直前のチェックリスト
最後は、機能の数より「旅行先から本当に使える状態になっているか」を確認します。
| 確認項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 電源 | カメラが安定して給電され、ペットがコードへ触れにくい |
| Wi-Fi | 設置場所で2.4GHz Wi-Fiへ安定して接続している |
| 遠隔確認 | スマホをモバイル通信にして映像を確認できた |
| 画角 | ペットの居場所や確認したい場所が日中・夜間とも見える |
| 通知 | 必要な動体検出通知がスマホへ届く |
| 録画 | 録画が必要な場合、保存後に再生まで確認した |
| アカウント | 二段階認証などの設定を確認した |
| プライバシーモード | 旅行中に確認する場合は撮影可能な状態になっている |
| 室温・湿度 | カメラとは別にペットの飼育環境を管理できる |
| ペットケア | 食事、水、トイレなど必要な世話を手配している |
| 緊急時 | 異常時に現地で対応できる人や手段を決めている |
| 防犯 | 玄関、窓などを施錠し、長期不在への対策を行った |
よくある質問
Q. SwitchBot見守りカメラは旅行先からペットを確認できますか?
A. 見守りカメラPlus 3MPはネットワーク経由で遠隔から映像を確認できる製品です。ただし、自宅側の電源とWi-Fiが正常に動作している必要があります。旅行前にスマホをモバイル通信へ切り替え、実際に外部から確認しておきましょう。
Q. 5GHzのWi-Fiだけでも使えますか?
A. 見守りカメラPlus 3MPの公式仕様では2.4GHz Wi-Fi対応です。購入前に自宅ルーターの設定を確認してください。
Q. カメラを置けば、ペットの熱中症対策になりますか?
A. カメラはペットの様子を確認するためには役立ちますが、室温や湿度を管理する機器ではありません。夏場は適切な空調や温湿度管理、水などを別に準備し、カメラは確認手段のひとつとして使ってください。
Q. 防犯目的なら見守りカメラだけで十分ですか?
A. 十分とはいえません。取扱説明書でも、カメラ単独で犯罪を防止する製品ではないとされています。戸締まりや補助錠、長期不在時の郵便物対策などと組み合わせましょう。
参考資料
- 環境省「防ごう!ペットの熱中症」(2026年8月9日確認)
- 警察庁「住まいる防犯110番」(2026年8月9日確認)
まとめ:旅行前に「外から見える」まで試してから出発する
SwitchBot見守りカメラは、旅行中にペットや留守宅の様子をスマホで確認したい場合に検討しやすい製品です。パン・チルト、動体検出、双方向通話、録画など、離れた場所から状況を確認するための機能があります。
一方で、防犯そのものやペットの暑さ対策をカメラだけへ任せることはできません。
夏の留守番では、適切な空調とペットケアを先に整え、戸締まりなどの防犯対策を行ったうえで、見守りカメラを「状況を確認するための目」として追加するのが基本です。
購入・設置後は、自宅Wi-Fiにつないだ状態だけで終わらせず、スマホをモバイル通信へ切り替えて映像、通知、録画まで確認しましょう。旅行当日に初めて使うより、事前に一度「留守番の予行演習」をしておく方が安心して使えます。
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